カリンの蜂蜜漬けを作る

 先日サイクリングをしていたら、バス停の待合室の中に「よろしければお持ち帰り下さい」と捨て猫のように置かれていたカリンたち。少し形は悪いのかもしれないけどツヤツヤして奇麗だったので鞄に入れて持ち帰りました。
日が経つごとに香りが立ち、表面にも油も浮いてきて、とても美味しそうだけど、そのままでは固くて渋くて食べれないのです。


そこで喉の痛みや咳に効く「カリンの蜂蜜漬け」を作ることにしました。

実は半分に切って種を取り出し、さらに半分に切った果実はイチョウ切りにします。
イチョウ切りにしたカリンを蜂蜜に漬け、冷暗所に1〜2ヶ月おき、蜂蜜がとろとろになればできあがり。

種のエキスはかなり良いので後日ティーパックのようなものに入れて蜂蜜漬けの中に入れます。


最初のうちはカリンが蜂蜜に浮いてしまっているので、発酵しないように沈めてあげたり、スプーンで混ぜて全体の糖度を均一にしてあげたりすると良いようです。

早く飲みたいなぁ。

桜の木のオーナメントづくり

友人を呼んでのクリスマス会前夜、みんなに配る桜の木のオーナメント作りをしました。
桜の木の枝を丸鋸で切り、ドリルで穴を開けます。木屑を取って穴がきちんと開いているかを爪楊枝でチェック。
まだ、木が完全に乾いてなかったので薪ストーブの淵で乾かします。
オリーブオイルを温めたものを歯ブラシで塗って保湿してあげます。
紐を通すのが得意な娘。お父さんより速いのです。
どんど焼き用の枝が、こんなところで役に立ちました。 鉛筆やクレヨンで絵を描いて、X'masツリーに飾りましょう。 P.S. 少し厚めに切ったので、ちょっと重くなってしまったのが反省点。木の先端に飾ると枝がしなります。

薪づくりの道具たち


僕が薪づくりに使っている道具を紹介します。

■チェーンソー(MSE140C-BQ/スチール)
「電動チェーンソーなんて非力で使えない、エンジンチェーンソーが必要」なんて批評が多かったが、それは本格的に伐採をする人の話のようで1.4kWのパワーがあれば、僕が手で運べる大きさの丸太なら十分に切ることができた。
そして自宅の庭でチェーンソーを使うには騒音問題は避けられない。チェーンソーのエンジン音は暴走族並に大きいが、電動ならスクーター程度の音なので安心して使える。
購入にあたっては実物を触ってみてからにしたかったので、山梨スチール都留支店まで行った。そこで基本的な扱い方、刃の長さ、メンテナンスの方法まで丁寧に教えてもらうことができたので、安心して始めての器具を扱うことができたのは良かった。
チェーンソーで木を切った際に感じられるフィトンチット、この心を安らかにさせてくれる香りを嗅げるのがチェーンソーで木を切る際の楽しみだ。

■斧(ロング大型薪割り[品番:445]グレンスフォシュ・ブルークス

斧が短いと、失敗した時に薪割り台の手前をすり抜け足の甲に刺さる可能性があるので長い方が良いこと、薪は斧の重さで割るもので腕力で割るものは無いことから、友人の薦めもあって購入した。
薪に斧が食い込み、パカッ!と2つに薪が割れる瞬間は何度やっても気持ちが良いものである。
何度も使って行く中で、斧を遠心力で振り回すのでなく、重力に任せて真下に振り下ろすことができるようになった。真下をイメージすることで失敗しても斧の刃が遠心力で自分に向かってくることも無く、薪割り台に落ちるだけなので安全な作業にも繋がる。力も少なくて済むので長時間作業しても疲れが少ない。
経験でどんどん上手くなっていくことが実感できる作業なのでそれも嬉しい。

■鉈(近所のホームセンターで安かったもの)
細い薪や枝を割るなら近所のホームセンターの鉈で十分かと思い、安値で購入。
特に困ることもなく使えている。
焚き付け用に少し木を細くしたい時などは玄関土間で作業。
トントンパカッ!トントンパカッ!
と、リズム良く割れて行くので斧とは違った楽しみがある。



薪さえあれば、薪ストーブは電気もガスも必要とせずに燃え続けてくれる。
その薪づくりを辛い肉体労働と思うか、楽しい遊びだと思うかで薪ストーブの価値観が決まる。

世の中にはエアコンのスイッチをピッと入れるだけで、簡単に得られる快適さもあるけれど、冬に伐採された丸太を集め、春から夏にかけて薪にし、秋から冬に暖まるというある意味気が長くて面倒くさい作業で得られる快適さが僕は好きなようだ。

子どもとローテーブル作り


「ローテーブル、イス、小さな台を日曜大工で作成する」

というとお父さんの腕の見せ所とばかりに設計図をパソコンで作成して、寸法どおりの板をホームセンターで板をカットしてもらって、きちっと作れるのは理想のひとつ。専用のキットも販売していたりするので、それを買えばプラモデル感覚で日曜大工をすることもできます。

でも、たまには子どもと一緒に木工なんてどうでしょうか。


大切なのは、最初からきちっと設計しないこと。
きっちり設計しすぎてしまうと、子どものミスに寛容でいられなくなります。ミスをするのは当然のこと、それを許容できる適当に大きさで作り始め、最終的に切ってあわせればどうにかなるものです。

今回、子どもに手伝ってもらったのは木工ボンド、カンナがけ、ヤスリがけです。

子どもにとって木工用ボンドは、いつも使ってる透明な糊と違って白い色もついているので、どれだけ付けたか実感できて嬉しいようです。
真剣な顔つきで板の側面からはみ出ないように指で伸ばしていました。

次はミニカンナ。板を張り合わせた部分はかなりの段差ができているので、カンナで削ると気持ちよく木屑が出てきます。手前に引いて使うことを覚えれば力加減は意外に上手なものでした。

そして最後はヤスリがけ。ツルツルになった木の手触りが嬉しいようで何度も何度もゴシゴシしていました。


そしてお父さんは最後にノコギリで天板を四角にし(ここで寸法を決めます)、木ネジで足を止めるだけ。このテーブルを作って8ヶ月ほど経ちますが、足がガタつくことも天板が反ることもなく使えています。

食べられるドングリ(スダジイ)

ドングリとは、クヌギ・カシ・ナラ・カシワなどの果実の総称で、これらは全てブナ科になる。

漢字で書くと団栗。「団」には丸いという意味があるので「まるい栗」と言う話、「団子栗(だんごくり)」から団栗になってという話など諸説あるようだが、あまり丸くはないし、縄文時代から食べられていたことを考えると「団子栗」の方が僕のイメージにあっているかも。

では、その団子栗(だんごくり)ことドングリはそのまま食べられるのかというと、多くの方が知っているように渋み(タンニンやサポニン)が多くて食べられない。
そこで渋抜きが行われる。沸騰した湯で茹でた後、薄皮を剥くことで渋みが取れ、その後にクッキーなどにして食すのが一般的だ(どんぐりを食べること自体が一般的かどうかは置いておいて)。

でもそれは公園でよく見かけるシマ模様の帽子を被ったカシのドングリや、まん丸で愛嬌のある形のクヌギのドングリでのこと。
マテバシイやスダジイなどのドングリはそのまま食べることができるのだ。

写真の上がスダジイのドングリ。秋の里山散歩ではスダジイの気のあるポイントがいくつかあって、子どもも大人もそこで拾ったスダジイをそのまま殻を剥いて食べる。ほんのり甘くて美味しい。

フライパンで数分軽く煎ると、香ばしさとカリっとした食感が加わり更に美味しくなる。
長時間放っておくと固くなってしまうので煎ったらすぐに食べる必要があるが、コーヒーにもお酒にも一品として気に入っている。

秋の谷戸で遊ぶ

11月某日、町田市北部丘陵にある谷戸(やと)に子どもたちと遊びに行きました。

「谷戸」というのは、多摩丘陵地区にある丘陵地の谷間のことの呼び名で、山の麓から湧く水を利用した水田を「谷戸田」、谷戸田と雑木林で構成される環境を「谷戸山」と呼ぶそうです。

稲の収穫が終わったこの季節は子どもの遊び場。遠くまで広がる田んぼの風景は心を和ませてくれます。

この日は朝から雨模様でしたが昼には雨がやみ気温も上昇、子どもたちは湿った草やぬかるんだ土も関係無く遊んでいました。
娘が2足準備した靴下も気づけばびしょ濡れ泥だらけ。小学生くらいになると最初から靴と靴下を脱いで遊ぶのには感心。

斜面は滑るか転がって遊ぶもの(準備の良い子どもはソリを持ってきています)、水が溜まっていれば生き物がいないか探すもの(どじょうを発見したけど逃げられた様子)、思い思いに子どもたちは遊びます。

そして子どもだけの遊びに飽きて来ると、のんびり横になっているオヤジたちの襲撃に向かいます。僕の上にも3〜4人の子どもが泥だらけの靴で馬乗りになるので服はどろどろ、寝転がるのをあきらめて立ち上がっても、おんぶに抱っこと乗っかってくるので、最後は逃げ出して追いかけっこです。

この遊びの終わりは子どもたちのお腹が空くこと。
今日は持ち主の方の許可をいただけたので柿を木から捥ぐこともできましたので子どもたちは大満足。
捥いだその場で齧りつき、皮の部分だけを「ぺっ」と吹き出す仕草も慣れたものです。



帰路。

落ち葉で覆い尽くされた道は柔らかく、日常で道を歩いているのでは感じられない感触。
このまま歩き続けていると自然の中に吸い込まれてしまいそうでした。

薪ストーブのある生活

東日本大震災から1年後の3月にバーモントキャスティングス社のアンコールエヴァーバーンという薪ストーブを設置した。
選んだ決め手は、天板で薪ストーブ料理する際の使い勝手の良さと、薪を長時間燃焼させることができること。"EverBurn(絶えず燃え続ける)"という名前も魅力的だった。

震災後、輪番停電が計画された数時間だけの停電とわかっていても暖房機器は動かない、電話もインターネットも繋がらない状況は不安だった。
また、電気は止まることが無く安心していつでも使えるものと誤認識していたことにも気がついた。

とはいえ、自宅に薪ストーブなんて無用の長物にならないかと心配もあったが、この1年間に薪ストーブを設置した友人3家族の自宅を見せてもらったこと、昔から薪ストーブと共に暮らし薪ストーブ料理までしてしまう友人が相談に乗ってくれたこと、我が家を建ててくれた工務店の方が「大丈夫ですよ」と言ってくれたことで、安心して導入に踏み切ることができた。



煙突設置については、我が家のダイニングから2階に続く吹き抜けがあったことが幸いし、そこに真っすぐ屋根まで伸ばすだけで家全体を暖かくするように出来た。そして工事自体も計2日と驚くほどの短期間で終わってしまった。そして、点火。1台の薪ストーブで家全体が暖かくなる(電気要らず)、天板で調理することができる(ガス要らず)という良さを求めて設置したのだが、それだけで無く、薪を少し多めに入れて寝れば朝まで家に暖かさが残ることや、薪ストーブの炎の美しさは小さな娘にもわかるらしく、自然と家族が集まって炎を見ながら話をする時間ができたことは使い始めてから知った喜びだ。




最近は、着火時に「最初は新聞をぐしゃっとして入れて、こういう細い木を入れて、新聞紙の右と左に火をつけるんだよ」、火が大きくなってくると「そろそろ大きい木を入れても良いよ」、しばらく他の仕事をしていると「火が消えそうだよ〜」と、日常で奥さんが薪ストーブを使っているのを見て、扱
い方を覚えた幼稚園生の娘に、父親の不慣れを指摘されながら薪ストーブ生活を楽しんでいます。